広州南駅から桂林北駅は約3時間。W氏と話をしていたらあっという間に着いてしまった。今回の旅は現地の旅行会社を通じ手配したので、桂林到着後はガイドさんと合流し専用車で観光地を巡ったのでとても楽だった。
桂林北駅正面。けっこう新しいが中は至って普通の駅。昼食を近くのホテルで取り早速最初の観光地「蘆笛岩」へ向かった。
「蘆笛岩」は桂林に無数にある鍾乳洞の一つ。桂林で数ある鍾乳洞の中でも最大級で全長2㎞あるらしい。
鍾乳洞の中は暖かくきれいにライトアップされている。
自然の造形美をご堪能ください。
カーテンのような石灰岩。
まるで深海にいるようだ。
一番広い踊り場に到着。これだけ大きな鍾乳洞は日本にはなかなかないだろう。
幻想的な景色。しかし実は写真で撮った方が3割は見栄えが良く映る。
とここで巨大な石灰岩をスクリーンに3Dの映像が始まった。内容は蘆笛岩ができるまでの何十万年という時間を簡単に物語にしたもので約5分くらい。映像が終わると奥の方でまた何かが始まりそうだ。
鍾乳洞の一角に明らかに不自然に貼られていたスクリーンに映し出されたのはなんとクラシックバレエ。う~んシュールだ。なぜ鍾乳洞の中でバレエなのだろう?
体が弱い老人用に人力の籠のサービスもある。ガイドの白さんに聞いたら300元(現レート:約5000円)くらいかかるらしい。
巨大な豚のような石灰岩。
最後は獅子が見送ってくれる。
3Dの映像やクラッシックバレエは個人的に無くてもよかったと思ったが、自然の造形美はなかなか素晴らしかった。沖縄の玉泉洞もかなり大きな鍾乳洞だったが、規模やスケールは蘆笛岩の方勝っている気がする。1時間ほど鍾乳洞を観光した私たちは次なる観光地「象鼻山」へ向かった。
ヤバい。このペースで行くと「桂林に行ってきた」シリーズを書き終えるのに3ヶ月はかかりそうだ(汗)。少しペースを上げて書いていきます。