このままのペースだとなかなか終わらないので少し巻いていきます。
蘆笛岩を見学した私たちは次なる見学場所「象鼻山」に到着した。象が鼻で水を飲んでいる姿に似ていることから名付けらた「象鼻山」は漓江とその支流である桃花江の合流点にある。唐時代にすでに観光地として知られていたという桂林のシンボル。
象鼻山の周辺は舞台の工事が行われていた。ガイドの白さんの情報によると、この場所は来年の春節聯歓晩会(中国の紅白歌合戦)の中継地らしく、現在急ピッチで舞台の設置が行われいるとのこと。
白さんが言うには春節聯歓晩会の舞台に地元が選ばれたのはとても栄誉なことらしい。しかしおかげで観光の風景が台無しだ。
貸衣装屋があり少数民族の服を着て記念撮影を撮ることができる。
象鼻山の周辺は公園になっており銀杏の葉っぱがきれいに色づいていた。広州では見られない景色だ。桂林は広州と比べるとだいぶ寒かった。
公園の中には太平天国の乱の記念館があった。この辺を詳しく書くと長くなるので軽くスルーさせていただきます。
その後桂林正陽歩行街(歩行者天国)をぶらぶらと散策。700年ほど前の明時代から始まる歴史ある路。
露店のお土産屋さんもずらりと並んでいる。
1日目の最後に訪れたのは七星公園。公園内にある7つの峰の並び方が北斗七星に似ているので七星公園と名付けられた。元アメリカ大統領クリントン氏も訪れたことがあるらしい。
七星公園内には動物園があり本当はここでパンダを見ることができるのだが、現在病気療養中で故郷の四川省に帰省中とのこと。ガイドの白さんは代わりにレッサーパンダの檻を案内してくれた。公園内には小さい遊園地やアスレチックがあり子供も楽しめるようになっている。しかし散歩するにはいい公園だが正直パンダが見られなければそこまで魅力的な観光地では無い気がする。
1日目の観光をすべて終えた私たちは桂林料理の店にて夕食を食べた。上写真は桂林の地ビール「純生」。
豚の角煮ともち米をなんかの葉っぱで包んで蒸した桂林料理。名前は聞いたが忘れた。
手前は桂林の名産湯葉の料理。
そして桂林と言えばやはりビーフン。日本のビーフンとは違い面が太く食べごたえがある。さすが本場のビーフンだけあって味付けは見事なものだった。特別うまい!って味ではないが毎日食べても飽きない味付けといったところか。W氏はとても気に入ったらしく椀に4杯盛って食べていた。