先週の土日、同僚のW氏に誘われ桂林に行ってきた。広西チワン族自治区にある桂林は広州から列車で行くことができる。出発地の広州南駅は私の住んでいる天河区からは地下鉄で1時間以上かかるが、今回は朝が早かったのでW氏とタクシーで向かった。
約40分で到着。私自身広州南駅は初めてだったが、まるで空港の様な大きさに驚いた。
広州南駅は2010年にできた新しい駅で深圳や香港、珠海、貴州や武漢、遠いところでは北京行きの列車も出ているらしい。
駅構内にはマクドナルド、ケンタッキーなどファーストフード店も充実しており、日本でもお馴染み「すき屋」も出店していた。
我々の列車は9:12発の桂林北駅行き。出発まで若干時間があったので近くの売店で買い出しをすることにした。改札口近くにはファミリーマートや中国の雑貨屋が並んでいた。
そのうちの「自然派」なる店に入ると、どこかで見たことのあるお菓子を発見。お馴染みの6角形の箱には「じスケット」なる意味不明な商品名が書いてある。
「子供の楽園に接吻する」の意味がますます意味不明(笑)、左上には「上野」の文字が・・・。こういう間違いだらけの商品が普通に流通してしまうところ、さすが中国と言ったところか。「じスケット」は20元(現レート:340円)で売られていた。
桂林行きの高速鉄道。列車の車体は日本の新幹線のようだ。
列車の名前は「和諧号」。「和諧」は中国語で「調和のとれている」という意味で中国共産党が2004年に発表した、各階層間で調和の取れた社会を目指すというスローガン(Wikipedia)。
列車の中も新幹線のようにきれいで快適だった。しかし時々中国人団体客が大声で騒ぐのでうるさくて仕方なかった。まぁ途中で慣れたが。
W氏に付き合い青島ビールで乾杯したところで列車は桂林北駅へと動き出した。
桂林に行ってきた②へ続く。