黄埔古港に行ってきた(上)

2017年10月9日

早い、しかし早い。国慶節の8連休も気づけば最終日。そのうちの3日間、中国の旅行社の募集に参加して広東省の田舎に行ってきた。この旅行のこともじっくり書きたいが先に書いておきたい事があるので、国慶節旅行の話はまた次回。

9月中旬に大連留学中の友人K君が遊びに来てくれた。3日間広州を案内し色々と回ったのだがその内の一つ黄埔古港が面白い場所だったので紹介したいと思う。

東西文化を結ぶ交易路「海のシルクロード」の拠点となり、中国最古の対外通商港として栄えてきた広州。黄埔古港は事実上の鎖国をしていた清の時代(17世紀後半)、中国で唯一外国との貿易が認められた港であった(PPWホームページより一部抜粋)

天河区よりバスを乗り継ぎ約1時間弱、最寄りのバス停(琶洲石基村總站)で下車し徒歩で港へ向かう。

路肩には地元で採れた野菜が売られている。青いバナナが売られていたので食べられるか聞いてみたが、さすがにしばらくおかないと無理とのこと。

港に向かう途中ふと一軒の食堂の前を通りかかると、竹でリズミカルに麺を打っている場面に遭遇。こ、これは漫画「美味しんぼ」で見たことがあるぞ。まさか中国で生で見られるとは!ちょっと感動。

竹で打った麺ということで「竹昇麺」という名前らしい。食べてみたかったが、遅めの朝飲茶をたらふく食べた私たちはスルーして先に進むことにした。

三和茶というお茶、地元の名産らしい。試飲で飲んだがほんのり甘くて美味しかった。色々な効能があって体によいらしい。

港へと続く細い路地。昔の雰囲気は残っていたが観光地化して多くの新しいショップがオープンしていたのは少し残念だった。

今日は休み。どら焼きの店。

路地を抜けるとここにも露店が並んでいた。

川魚を干したもの。

どじょう、田螺、蛙、蟹などが売られている。おばちゃんたちには悪いがちょっと食べたいとは思えなかった。

そうこうしている間に港に到着。

その昔はこんな感じで貿易船が往来していたらしい。

黄埔古港の西側の入り口に建つ牌坊(門のような形をした中国の伝統的建造物)

牌坊をくぐると小さな博物館があったが月曜だったためか閉まっていた。

長くなったので続く。

人気記事

Copyright© CHINA-LIFE , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.