新型コロナウイルス発生後の香港

2020年1月29日

昨日は香港に到着後早々と用事を済ませ、夕食をとるべくネオン輝く香港の街へと繰り出した。広州ではすでに「マスクをせざるは人に非ず」的な感じで老若男女がマスクを着用しているのに、香港でマスクをしている割合はせいぜい7割にとどまっていた。

香港ではまだ10名の感染が確認されるに留まっており、まだそれほど身近にある危機としてとらえられていない感じがした。

繁華街、旺角(モンコック)周辺。やはり通常に比べると人は少ないのだと思う。民主化デモの影響でただでさえ観光客が減っている香港、新型コロナウイルスの影響で大陸からの観光客も制限される今後、経済は成り立ってゆくのだろうか?この日は旺角駅周辺で夕食を済ませ帰路に着いた。

翌朝の香港、やはりマスクをしていない人が見受けられる。

ホテル近くのレストランで朝食をとることに。どうも香港の小さいレストランでは洋食のブレックファーストが目立つ。こんな脂っこいものをがっつり食べたら、朝から血糖値が上がって健康によくないだろうに…。

消化に良さそうなマカロニとキノコ、コーンのスープ状の料理をオーダー。香港特有の濃厚なミルクティーセットで30HKD(現レート420円)。味はまぁまぁでした。ゆったりとした朝食を済ませホテルに戻り、何気なくWechatのモーメンツをチェックしてると日本人の知人Sさんがアップした記事が目に入った。

え!マジで!?高速鉄道の西九龍駅を閉鎖し?つまり香港政府が感染の拡大を恐れ、大陸(中国本土)の通行規制に打って出たのだ。予想はしていたが、思ったより早く香港政府が手を打ってきた。早く香港を脱出しないと広州に戻れなくなってしまう(焦)。午後まで観光と買い物を楽しみ夜の便で帰る予定だったが、それどころではなくなった。慌てて荷物を片付け、ホテルをチェックアウトし西九龍駅へ向かうべくタクシーに飛び乗った。

新型コロナウイルス発生後の香港②へ続く。

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