新型コロナウイルス発生後の広州③

2020年1月26日

新型コロナウイルスの発生地湖北省武漢では春節だというのに外出ができず、繁華街はゴーストタウンのようになっているらしい。空港は封鎖されているし多くの日本人も武漢で足止めを余儀なくされるとのこと。現地の閉塞感はいかほどなのだろうか?

私が住んでいる天河区は比較的新しい地区で、住んでいる人の大半は地方から来た人で占められている。よって多くの人が里帰りした後の春節期間は閑散として、武漢ほどではないだろうが人気がなくなりとても静になる。

近くのスーパーに買い物に行くとここだけ多くの人で賑わっていた。

レジには長蛇の列ができている。そう、新型ウイルスの影響で物がなくなる前に買い出しに来ている人たちで溢れているのだ。

生鮮食品、特に野菜は完売状態。

肉売り場もこの通り。まぁ単純に春節休みのためそれほど多く仕入れてなかっただろうし、全てが新型ウイルスによる買い占めとも言えないのだが。

インスタント食品コーナーも普段はぎっしり商品で埋まっているが、だいぶ少なくなっていた。

お菓子や、加工食品はまだだいぶ在庫があるようだった。現在人が少ない天川区でこの状態、春節期間でなければ商品の奪い合いになっていたのかもしれない。

2011年の東日本大震災の時も首都圏では多くの人がスーパーに押し寄せ、米を中心とした食料が一時的に品不足となった。当時と現在の中国に共通するのは人々が漠然とした不安を抱えていることなのではないかと思う。普段と同じ毎日が当たり前に来ると思っていた日常から、明日がどうなるかわからなくなった現状。そんな漠然とした不安とウイルスに対する恐怖が人々を買い占めに走らせるのだと思う。

中国が一日も早く正常な状態に戻りますように。

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